不用品の資源リサイクル

不用品回収され、資源リサイクルとして工場に運ばれた不用品には一体どういう手順で処理されていくのでしょうか?

マテリアルリサイクル

製品を加工し新しく作る物の原料として再利用することです。マテリアルサイクルには紙から、紙へと同じ物を再生利用する”水平リサイクル”と、ペットボトルを繊維の原料にするというように異なった物へ生成しなおす”アップワードサイクル”に分けられます。
マテリアルサイクル

ケミカルリサイクル(科学的再生法)

不用品回収された使用済みPETボトルを選別、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後に解重合を行うことによりPET樹脂の原料または中間原料まで分解、精製したものを重合して新たなPET樹脂とするものです。国内では二つの製造方式が内閣府食品安全委員会にて承認されており2004年からこれらの方式によるPET樹脂を使ったPETボトルが生産されました。ケミカルリサイクル

サーマルリサイクル

不用品をただ単に焼却するだけではなく、焼却の際にでる熱エネルギーを回収・利用することで、マテリアルリサイクル及びケミカルリサイクルが出来ない廃棄物に対して行われています。この熱エネルギーを利用した温水プールなどは馴染みがあるのではないでしょうか?
サーマリサイクル