遺品整理を早期に行うメリット

遺品整理はなぜ早めにするのか

遺品整理を行う期日などはとくに決まりはありません。しかし遺品整理を早めに行なうことでいくつかのメリットはあります。それは以下の様なことです。

①相続の問題

遺産などがある場合、相続人は故人の遺産を相続することになります。その場合財産や遺産などを把握する必要があります。財産はプラスの財産ばかりではなく、マイナスの財産も財産とされています。マイナスの財産が多い場合は相続放棄をすることもできます。遺族の方が知らないうちに故人がしていた多額の借金などがあるのを知らずに相続してしまった…などということにもなりかねません。そういった事態を避ける為にも早めに遺品整理をおこない、財産の把握を早めに行ない、的確な処置が必要となってきます。


②賃貸物件の退去の問題

住まいが賃貸物件などである場合、故人の遺留品などがあると退去ができません。最近では孤独死なども多く、死亡してから数週間〜数ヶ月たってからの発見になることもあります。こういった場合、特殊清掃等も必要になってくるため退去までにかなりの日数がかかることになります。退去をスムーズに行う為にも早めに遺品整理や処分を行う方がいいでしょう。


③家や土地の売却などの問題

相続などにもあてはまりますが、故人が亡くなり空き家になった家や、保有していた土地は売却することになるかもしれまんせん。そんな時に必要になってくるのは権利証です。故人と離れて暮らしていた場合などはそういった権利証などが一体どこに保管されているか見当もつかないと行った様なことも多々あります。もし権利証を紛失した場合などは、保証書を作成してもらわなければなりません。こういった登記などの手続きも時間もかかりますので、権利証の有無は素早く確認しておくべきです。